子供の頃、親に言われて嫌だった事を、自分の子供に言ってしまっている。(40代男性)【マイプロお悩み相談室 Vol47】

今回は、40代男性からの「子供の頃、親に言われて嫌だった事を、自分の子供に言ってしまっている。」というお悩みについて、こどものココロの専門家 塩沢節子氏にアドバイスを頂きました。

子供の頃、両親からどんなに妹が悪くても「お兄ちゃんなんだから…」と自分だけ叱られていました。
すごく嫌な思い出ですが、現在、長女に対して「お姉ちゃんなんだから…」と厳しく言い過ぎている自分がいるとのこと。
親に言われて嫌だった事を、自分の子供に言わないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。という相談です。

人はマイナスな感情「つらかったこと」「いやだったこと」を見るのは心理的に負担がかかる。
そのために、嫌だったことはなかったことにしたい。
ご相談者の方は、大人になって自分に子供ができるまで、なかったことにしていて、忘れていたはず。
ところが、わが子ができて、同じ環境になったときに、自分もこんなふうに言われていたことを思い出したのではないか。

塩沢氏曰く「この状態は、小さかったときの自分の心を癒していくチャンスでもあるんです。」

では、どうやって自分の心を癒していくのか?

「自分はこんなふうに嫌だった」と当時の感情や事実に向き合うこと。
まずはどんなことが嫌だったのかを具体的に、紙に書いたり、話したり、吐き出すこと。
たとえば「お兄ちゃんなんだから、ダメでしょ」と言われた。
そのときに「お兄ちゃんになんてなりたくない。妹になりたい。」という感情があった。
など、そのときに思ったことを書き出してみる。たぶん、いっぱいでてくると思います。
ココロの中のお手洗いお掃除をしている感じで、まずは、全部出すというのが大事。

気持ちを吐き出したあとに、次はどうするのですか?

吐き出すとすごく気持ちがイイ!解放感を感じることができます。
すると、少しココロのスペースができてきます。

これはイヤだったけど、して欲しかったことは何だったんだろう?
子供の時の気持ちに戻って、して欲しかったことを書いてみよう。

たとえば、一生懸命やっているのに
「早くしなさい」「なんであなたは遅いの」と言われてイヤだった場合は、
「まだかなぁー」「いつになったらできるー」というふうに優しく聞いて欲しかった。
「お兄ちゃんだから」と言われてイヤだった場合は、
「お兄ちゃんだけど、いやなことはいやだよねー」って言って欲しかった。

そして、自分が「こういうふうに言われたかった」ということを、実際の子供に言ってみよう。

子供は大人よりも素直、純粋なので、大人のことを全部受け入れてくれる。
特にご両親のことが大好きなので、間違っていたことも許してくれます。

だから、大人も素直に、
子供に「お姉ちゃんなんだから」ときつく言ってしまうのは理由があって、
実はお父さんもお兄ちゃんで、こういうふうに言われてきたんだよ。
それがとてもイヤだった。と話をしてみる。

そして、イヤだったことをお姉ちゃんに言っているのでとても反省してるし、
コレを直したいと思っているんだけど、協力してもらえるかなと伝えてみよう。
子供は、お父さんが傷ついていたということを、子供はすごく感じるんです。
そして、必ず受け入れてくれます。

詳細はお悩み相談動画をご覧ください。

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○出演
こどものココロの専門家 塩沢節子

ナビゲーター 松島綾子

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