屋号・法人名
日本ソマティック心理学協会

性別: 男性
名前: 久保隆司
地域: 東京都
形式: スクール
ホームページ: http://somaticjapan.org/
団体種別:
住所: 世田谷区桜上水3-25-40 日本大学文理学部哲学科内 合田秀行研究室
得意分野タグ 病気・メンタルヘルス

日本ソマティック心理学協会の紹介

「ソマティック心理学」は、心と身体を統合するための学という意味合いがあり、さらに、“病理”からの回復を図るだけでなく、心身統合によって、『生命体」としてのよりホリスティックな健康•発達•調和を目指すものでもあります。以上のような見地に立てるならば、「ソマティック心理学」を「カラダ」と「ココロ」の関係性を学ぶ、つまり、「身体心理」学と解釈することもできるでしょう。

「カラダ」と「ココロ」の間のコミュニケーションの活性化に重点を置く「ソマティック心理学」には、従来の心理学と比べて、際立つ特徴がいくつかあります。ここでは、その基本的な特徴である3つの人称からの視点について、触れておきます。

1つ目の特徴は、一人称の視点、すなわち、身体、身体感覚を通じての、主観的な体験や気づきの意識の重視です。特に、多くのソマティックス(身体技法、ボディワーク、瞑想)的手法が、大きな役割を果たします。

2つ目の特徴は、二人称の視点、すなわち関係性、愛着、間主観的な体験、共感的意識、合意の場(フィールド)などの重視です。特に、多くのソマティック心理療法(身体心理療法)的手法が、大きな役割を果たします。

3つ目の特徴は、三人称の視点、すなわち、科学、事実などの客観性実証性の重視です。特に、多くの科学(神経生理学、神経心理学、脳科学、生物学、遺伝学など)的手法が、大きな役割を果たします。

「ソマティック心理学」の統合的なアプローチとしては、以上の三つの人称からの体験や分析•解釈、理論化、統合のプロセスが必要となります。三つの特徴のうち、どれか一つに偏るのではなく、バランスを考え、それを獲得しようとする意欲と努力が不可欠です。そして、これら三つの特徴のすべてを大切にしていることから、「ソマティック心理学」が包括的な存在でありえるのです。

さらに述べますと、「ソマティック心理学」において、もちろん、「心理学」は中核となるものであり、「生物学•生理学」の観点も重要ですが、狭い意味での「心理学」や「生物学•生理学」に捉われるものではありません。

たとえば、昨今、世界中の心理療法のメインストリームにおいても、身体感覚を重視する「マインドフルネス」が、重要な主題となっており、喜ばしい傾向だと思います。しかしながら、本来、深淵な精神性と長年の修練が必要な領域であり、その理解としては表面レベルで留まっているセラピスト、プラクティショナーが多いのではないでしょうか。

「ソマティック心理学」は、より本格的、本質的に、ボディ•マインド•スピリットの探求、各間の橋渡し(もしくは統合)の役割を果たすことを意図しています。古代ギリシャ語では「psyche」と「soma」の統合体が人間とされます。個人に内在する「スピリチュアル」なものと、身体として体現化されている「マテリアル」、「フィジカル」なものとの関係性や統合、不二性といった哲学的、宗教的ともいえる主題の探求もまた、人間存在の全体性を対象とする「ソマティック心理学」の重要な一面であると思われます。

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